加工サンプル

  • 材 質SUS(ステンレス)1.5
    大きさΦ120×H340mm
    用 途医療器機部品
  • 材 質SPC(鉄系)3.2mm
    大きさΦ150×H175mm
    用 途建築用部品
  • 材 質A1050(アルミニウム)1.0
    大きさΦ600×H200mm
    用 途外套用部品
  • 材 質SUS(ステンレス)1.5
    大きさΦ400×H180mm
    用 途手洗い器
  • 材 質A1050(アルミニウム)1.5
    大きさΦ120×H340mm
    用 途照明器具
  • 材 質SUS(ステンレス)1.5
    大きさΦ280×H300mm
    用 途環境機器ダクト接続口
  • 材 質A1050(アルミニウム)1.5
    大きさΦ500×H340mm
    用 途換気用部品
  • 材 質SUS(ステンレス)1.5
    大きさΦ280×H40mm
    用 途照明器具
  • へら絞り→レーザー加工

ヘラ絞り加工

ヘラ絞りとは?

へら絞りは、平面状あるいは円筒状の金属板を回転させながら、
へらと呼ばれる棒を押し当てて少しずつ変形させる塑性加工の手法でありスピニング加工とも呼ばれます。

金属加工の中でもニッチな市場であり、切削加工と比べ材料の歩留まりが良く、加工精度が高く製品の表面状態も均一であり、
作業者の熟練度によっては高い厚み精度を実現することができるなど様々な利点がありますが、
座屈(たわみ)や破断が発生しやすいため難易度の高い加工法です。

ヘラ絞り製品分野

ヘラ絞り加工製品は、高価な金型不要のため、多品種少量生産に最適です。
工業製品から汎用品まで、あらゆる分野で重宝されています。

ヘラ絞り加工のメリット
(プレス加工との比較)

対象形状 ヘラ絞り工法 プレス工法
 
加工面

加工面
金 型雄型のみで加工可能
(イニシャルコストダウン)
多種変量生産に最適
雄・雌両型が必要
(イニシャルコストUP)
大量生産向
深絞り円筒形状基本的に
1工程で製作可能
多工程かかる。
中間工程(焼鈍)必要
円錐形・
放物線形のような曲線形状
形状精度・表面仕上げ度・・・
工程数少ない・・・低コスト
形状精度・表面仕上げ度・・・
工程数多い・・・コスト高い
その他回転成形の為、
1チャッキングで複合加工が可能
(例:トリミング、カーリング等)
複合加工不可

価格比較
(テーパー形状)

  ヘラ絞り工法 プレス工法
金 型 50,000円 700,000円
工程数 2工程 6工程
加工時間 450秒 160秒
(段取替不含)
10ロット
※1ケあたりのコスト
(金型代含む)
6,500円 150,000円
100ロット
※1ケあたりのコスト
(金型代含む)
1,500円 12,000円
1000ロット
※1ケあたりのコスト
(金型代含む)
750円 1,000円

(注)こちらの金額はあくまでも参考です。形状、材質により金額は異なります。